福岡の動画制作|費用の目安と制作会社の選び方

福岡で動画制作を依頼するとき、料金表と制作実績だけでは、どの会社が自社に合うか迷うことがあります。採用、会社紹介、商品PR、SNSでは、必要な映像も制作体制も違うためです。
最初に決めたいのは、「誰に、何を伝え、見た後にどう動いてほしいか」。この記事では、福岡での依頼先選びから費用、制作の進め方、完成後の使い方まで、担当者が判断するためのポイントを詳しく整理します。
費用を知りたい
公式の価格例と、見積もりに含めたい作業を確認。
依頼先を選びたい
実績・提案・進行体制を同じ条件で比較。
制作を進めたい
社内準備から公開・改善までの流れを整理。
福岡で動画制作を依頼するメリットと確認点

福岡の店舗や工場、学校、観光施設で撮影するなら、現場への移動や打ち合わせを具体的に組める会社かどうかが大切です。所在地だけで決めず、担当者の拠点、現地確認の可否、実際に撮影するスタッフを確かめましょう。
対面で商品や設備を見てもらえると、撮影できる場面、説明が必要な作業、周囲の音や光を共有しやすくなります。遠方の会社に依頼する場合も、オンラインの打ち合わせと現地スタッフの連携で進められることがあります。
現場を見ながら、撮影の条件を詰められる
たとえば飲食店では、営業中の撮影ができるのか、調理のどの工程を見せるのか、お客様が映らない時間を確保できるのかを確認します。工場では、安全に立ち入れる範囲、機械の稼働日、撮影してよい製品や設備が企画に影響します。
写真では魅力的に見える場所でも、インタビューに適した静かな部屋がないことがあります。候補の場所を制作会社へ伝え、必要に応じて下見を行い、映像と音声の両方を収録できる条件を整えます。下見費用や撮影許可を手配する担当も、見積もり時に確認しておくと進行が明確になります。
移動・天候・社内調整まで含めた日程にする
県内の複数拠点を回る案件では、地図上の距離だけでなく、搬入、機材の設置、撮影準備、片付けの時間が必要です。「各拠点を何分撮るか」だけで予定を組むと、社員の出演時間や施設の利用時間に無理が出ることがあります。
屋外の景観や店舗外観を撮る場合は、雨天時に何を撮るか、予備日を設けるかも相談します。福岡の会社なら必ず交通費が安い、撮影許可が取りやすい、と決めつけず、案件の条件に沿った体制と費用を確認することが大切です。
打ち合わせで聞きたいこと
現地確認は可能か/誰が撮影に来るか/移動費はどこまで含まれるか/撮影許可は誰が確認するか/雨天時はどう進めるか。最初にこの5点を聞くと、現場対応の違いが見えやすくなります。
目的別に考える、動画の内容と見せ方
制作会社へ相談する前に、自社の動画が担う役割を整理しましょう。「会社紹介」という名前が同じでも、初めて取引する相手に事業を伝える動画と、学生に職場を伝える動画では、見せる順番や必要な場面が異なります。
会社紹介・ブランド動画|何をしている会社かを伝える
会社の規模や沿革だけでなく、誰のどんな課題に取り組んでいるのかを示します。商品を使う場面、仕事の現場、社員が大切にしている考え方など、事業を理解するための具体的な情報を選びましょう。
訪問前の企業担当者に見てもらうなら、サービスの全体像と担当範囲を中心にします。企業の姿勢を伝えるブランド動画なら、印象的な映像とメッセージを組み合わせ、その後に詳細を読めるページへ案内する構成が考えられます。使う場面を決めると、映像の役割が明確になります。
採用動画|仕事と、働く人を具体的に見せる
応募者が知りたい仕事内容、1日の流れ、チームとの関わり、入社後の研修などを選びます。社員に会社の良いところだけを聞くのではなく、印象に残った仕事、難しい場面、助けてもらった経験を話してもらうと、働く姿を想像しやすくなります。
複数の職種を募集するなら、1本で全職種を説明するか、職種ごとに分けるかを検討します。募集条件は最新の採用ページで確認できるようにし、動画と文章の説明をそろえましょう。詳しい企画の方法は、採用動画の効果・事例・作り方の記事で紹介しています。
商品・サービス紹介|特長と使い方を理解してもらう
商品の形や見た目を見せるだけでなく、どんな場面で役立つか、使う手順、他の方法との違いを整理します。操作を説明する動画では、視聴者が迷いやすい箇所を順番に見せ、必要に応じて字幕や図で補います。
専門用語が多いサービスなら、社内で使う言葉がそのまま初めて見る人に伝わるかを確認してください。1本の中で複数の商品を説明すると焦点がぼやける場合は、用途別に分ける方法もあります。商品ページや問い合わせ先に進める案内も、公開場所と合わせて用意します。
SNS・広告動画|1つのテーマから興味につなげる
SNSで会社を知らない人に届ける動画は、冒頭で何の話か分かるようにします。社員の一言、商品の使用場面、よくある質問など、短い動画で伝えられる1つのテーマを選ぶと構成を整理しやすくなります。
詳しく説明する本編とは役割を分け、関心を持った人が採用ページや商品ページへ進める導線を考えます。広告で使う場合は、配信する相手、伝えるメッセージ、遷移先、制作とは別の配信予算を共有します。動画の雰囲気だけを先に決めず、公開場所から逆算することが大切です。
| 目的 | 撮影・構成の例 |
|---|---|
| 会社・事業を知ってもらう | 事業の説明、サービスを使う場面、仕事の現場。 |
| 仕事を理解してもらう | 社員のインタビュー、1日の動き、研修や支援。 |
| 使い方を説明する | 操作の順番、迷いやすい箇所、利用シーン。 |
| 短く興味を持ってもらう | 1つの特長や質問を紹介し、詳しいページへ案内。 |
参考動画を探すときも、自社と同じ業種だけで絞る必要はありません。説明の順番や社員の見せ方が目的に合っていれば、別の業種の作品も構成の参考になります。「この雰囲気が好き」に加え、「この場面で何が分かったか」を制作会社へ伝えると、提案に反映しやすくなります。
動画制作の費用|価格例と見積もりの内訳
制作費は、完成した動画の長さだけでは決まりません。同じ1分でも、既存の写真を編集する動画と、複数拠点で社員を撮影して図解を加える動画では、必要な準備・人員・編集が異なります。
公式に掲載された参考価格を、条件とセットで見る
福岡の動画制作サービスADMOVEが公開している参考見積は、次の3つです。自社で考えている制作内容に近いものを、予算を検討する際の参考にしてください。
静止画中心・短尺
5万〜20万円
手元の写真などを使ったシンプルな動画
企画・撮影を含む
20万〜50万円
シナリオを作り、実際の現場で撮影する動画
CG・モデル起用など
50万円以上
長尺や、追加の演出・出演を含む動画
出典:ADMOVE「動画制作の参考見積」(2026年10月10日確認)。1社の掲載例で、福岡全体の相場や株式会社契の料金ではありません。税込・税別、適用条件、追加費用は依頼先へ確認してください。キャンペーン割引は反映していません。
見積もりの基本は、企画・撮影・編集の3工程

01 企画・構成
ヒアリング、資料整理、構成案、台本、絵コンテなど。伝える内容が未整理な場合と、社内で原稿まで用意できる場合では、制作会社に依頼する作業が変わります。

02 撮影
スタッフ、機材、場所、日数、移動、出演者の調整など。1日で撮り切れるか、複数の拠点や予備日が必要かを確認します。音声収録や照明の条件も費用に関わります。

03 編集・仕上げ
カット編集、字幕、図解、音楽、色調整、ナレーション、書き出しなど。完成尺が短くても、素材が多い場合やアニメーションを作る場合は編集作業が増えます。
「動画制作一式」と総額が示されていても、上の3工程で何を行うかは確認できます。金額を細かく分けられない見積もりの場合も、含まれる成果物と担当範囲を文面で共有してもらいましょう。
追加費用につながりやすい5つの項目
| 項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 出演者・ナレーション | 社員出演か外部キャストか。収録、再収録、広告での利用期間をどこまで含むか。 |
| CG・アニメーション | 既存テンプレートを使うか、オリジナルの図や動きを作るか。途中の構成変更にどう対応するか。 |
| 撮影場所・日数 | 施設使用料、移動・宿泊、追加撮影、雨天延期、予備日の費用が含まれるか。 |
| 修正・再編集 | 何回、どの段階まで修正できるか。字幕の訂正と構成の作り直しをどう区別するか。 |
| 納品・活用 | 横型・縦型・短縮版の本数、字幕、サムネイル、広告利用、元データの提供範囲。 |
空撮を希望する場合も、映像の迫力だけで決めず、撮影場所や当日の運航条件を制作会社へ伝え、実施の可否と必要な調整を確認します。空撮そのものの費用に加え、移動や日程変更の扱いまで整理しておくと、予算の見通しを立てやすくなります。
予算を抑えるなら、必要な情報を残して工程を調整する
まず「必ず伝えたい内容」と「追加できるとよい演出」を分けます。社員の言葉や実際の作業が主役なら、過度なCGより、聞き取りやすい音声や適切な字幕を優先する、といった判断ができます。
- 撮影したい場面を整理し、出演者と場所を同じ日にまとめる。
- 使用できるロゴ・写真・商品資料を、制作前に渡す。
- 最初は1つの目的に絞り、必要に応じてテーマを追加する。
- SNS用の短縮版・縦型版は、撮影前にまとめて見積もる。
ただし、素材を渡せば必ず安くなるとは限りません。画質や使用条件が合わなければ、補正や差し替えが必要になります。「この素材は使えるか」「どの工程を減らせるか」を制作会社と確認し、視聴者に必要な情報と品質を保ったまま調整しましょう。
制作会社を選ぶときに確認したい5つのポイント
1.自社と近い目的の実績があるか
きれいな映像かどうかに加えて、「誰に、何を伝えた動画か」を見ます。採用なら仕事内容や職場が伝わるか、商品PRなら特徴や使い方が理解できるかが判断材料です。似た案件について、制作会社が担当した範囲も確認すると比較しやすくなります。
2.企画の理由を説明してくれるか
「この構成を提案する理由」「見た人に取ってほしい行動」を聞いてみましょう。参考動画の雰囲気を再現するだけでなく、自社の商品・仕事・強みに合わせた提案になっているかを確かめます。
3.見積もりと修正の範囲が明確か
総額に含まれる作業、修正回数、追加撮影や構成変更の扱いを確認します。「修正無料」という表記があっても、対象範囲や期限まで確認することが大切です。納品後に料金が変わる条件は、発注前に整理しておきましょう。
4.福岡での撮影・進行を具体的に組めるか
福岡市内での店舗撮影、工場や学校での収録、県内複数拠点への移動など、実際の現場条件を伝えます。現地確認の可否、移動費、撮影許可の担当、天候による延期の扱いを聞くと、進行の見通しが立ちます。
地元の会社でも、担当者の拠点や撮影体制は案件によって異なります。会社の所在地だけで判断せず、対面・オンラインの打ち合わせ方法や連絡窓口まで確認しましょう。
5.公開後の使い方まで相談できるか
完成動画をWebサイトに載せるのか、SNSで継続して使うのか、広告へ出すのかによって、必要なサイズや本数が変わります。運用や広告の支援が必要なら、制作費と運用費、広告費を分けて見積もってもらいましょう。
提案を比較するときは、構成の理由まで聞く
たとえば採用動画で、A案は社長のメッセージと会社の沿革、B案は社員の1日と新人へのサポートを中心にした構成だったとします。応募者から仕事内容の質問が多いならB案が課題に近く、会社の方向性を伝えたいならA案が合う可能性があります。
どちらが豪華かを比べる前に、「なぜ今この内容を伝えるのか」「見た人にどんな判断をしてほしいのか」を聞きましょう。企画の意図を説明でき、社内からの情報を踏まえて調整できるかが、制作会社との相性を考える材料になります。
実績を見るときのチェック
冒頭で内容が分かるか/音声と字幕で情報が伝わるか/自社と近い目的か/使われた場所はどこか/制作会社が担当した範囲はどこか。映像の雰囲気に加えて、この5点も見てみましょう。
福岡の動画制作会社・サービスを比較する

ここでは、公式サイトで対応内容を確認できる3社を紹介します。掲載順は順位ではありません。作品の表現を見たうえで、自社の案件にどこまで対応できるかを確認してください。
ADMOVE|動画制作と広告活用をあわせて検討
アド印刷株式会社が運営する動画制作サービスです。公式サイトでは、CM、会社・学校案内、商品・サービス紹介、採用動画、CGなどの制作実績を掲載しています。映像の制作と広告での活用をあわせて相談したい場合に、実績と対応範囲を確認できます。
相談するときは、動画を単独で使うのか、説明会・Web・広告などと組み合わせるのかを伝えます。制作費と、公開後の運用・広告に必要な費用を分けて確認すると、総予算を考えやすくなります。
スタジオナナ|企業PRからイベント撮影まで確認
福岡を拠点に、企業PR・CM、学校行事、イベント、動画編集、ライブ配信などを案内しています。企画から撮影・編集まで依頼する場合と、手元の素材の編集を依頼する場合を分けて相談すると、必要な支援を整理しやすくなります。
企業や学校の行事を記録する案件では、開催日時、撮影できる範囲、必要なカメラ台数、編集後の使い道を伝えましょう。編集のみの依頼なら、素材の形式や量、希望する仕上がりを共有します。
リーボ|Web・SNS向け映像と運用を検討
公式サイトで実写撮影、CG・アニメーション、縦型ショート動画、Instagram運用を紹介しています。Web・SNSで使う映像を検討する際は、公開作品の表現と、制作・投稿・運用のどこまで依頼できるかを確認しましょう。
SNSで継続的に発信する場合は、1本のブランド映像と、日々使う短い動画を分けて相談します。縦型動画の制作だけが必要なのか、企画・投稿・振り返りも必要なのかを整理すると、支援範囲が明確になります。
各社の対応内容は2026年10月10日に公式情報を確認。料金・制作体制・受付状況は各社へご確認ください。
株式会社契(きっかけ)へのご相談
株式会社契は、映像制作・SNS運用のご相談を受け付けています。会社紹介や採用、SNSでの活用など、目的と現在の課題をお聞かせください。内容に合わせて企画・体制・見積もりをご提案します。
制作会社選びで起こりやすい失敗と回避法

制作中の手戻りを減らすには、価格や映像の雰囲気に加え、目的・担当範囲・確認手順を発注前に共有しておくことが大切です。
以下は、依頼時に考えておきたい3つの場面です。特定の制作会社で起きた実例ではなく、準備と比較のための想定例として紹介します。
1.「かっこいい会社紹介」で目的が止まってしまう
会社の沿革、代表挨拶、商品、社員、施設を全部盛り込むと、何を判断してほしい動画なのかが曖昧になることがあります。多くの情報を入れるほどよい、という発想ではなく、今回の視聴者に必要な情報を選びます。
こう具体化する
「会社紹介を作る」→「応募前の人へ、営業職の1日の仕事と研修の流れを伝える」。対象と伝えたい内容まで決まると、撮影する社員・場所・質問を選びやすくなります。
2.安い見積もりを、違う条件のまま比べる
撮影を含む見積もりと、支給素材の編集だけを行う見積もりは、そのまま比べられません。短縮版や字幕、ナレーション、修正が別料金であれば、必要な作業を加えた総額で検討します。
価格の低さだけで品質を決めつける必要はありません。効率的な制作や、依頼範囲を絞ることで費用を抑えられる場合もあります。実績、担当体制、作業範囲を確認し、「この価格で何ができるか」を具体的に聞くことが大切です。
3.納期と修正を「後で相談」にしてしまう
公開日だけを伝えても、社内確認に使える日数や、誰が承認するかが決まっていなければ、編集後の調整が詰まりやすくなります。イベント上映など日付が決まった案件は、納品日と公開日を分けて予定を組みます。
- 初稿の提出日、社内の確認期限、最終納品日を決める。
- 修正回数だけでなく、台本・字幕・構成変更の対象範囲を確かめる。
- 出演者や商品の表記を、撮影・編集の各段階で確認する。
- 追加撮影や延期が必要になった場合の連絡と費用の扱いを決める。
担当者の不安をすべて後から解消しようとすると、構成が固まった後に大きな変更が生まれます。契約前に気になる点をまとめ、打ち合わせで合意した内容を文面で残しておくと、双方が同じ条件で進めやすくなります。
依頼前に整理すること|そのまま使える相談メモ
最初から完成した台本を用意する必要はありません。次の項目を分かる範囲でまとめると、制作会社が企画と見積もりを組み立てやすくなります。
相談時に伝える6項目
- 目的:採用候補者に仕事内容を伝えたい/商品の使い方を紹介したい、など。
- 届けたい相手:学生、転職希望者、既存顧客、新規顧客など。
- 使用場所:自社サイト、採用ページ、SNS、説明会、広告など。
- 必要な動画:本数、長さ、横型・縦型。未定ならその旨を伝える。
- 予算・公開希望日:撮影日とは別に、公開したい日と社内確認の期間を伝える。
- 撮影・素材:場所、出演できる社員、使用可能な写真・ロゴ、参考動画。
発注前にそろえて比較する項目
- 企画・撮影・編集・納品のどこまでが総額に含まれるか。
- 修正の回数と期限、構成変更・追加撮影の料金条件。
- BGM・出演者・素材の利用条件、広告利用や再編集の可否。
- 納品形式、本数、字幕、サムネイル、元データの提供範囲。
- 撮影予備日、キャンセル・延期の扱い、公開までの確認担当。
同じ相談メモを候補先に渡し、条件をそろえて比べます。金額だけでなく、提案内容、社内で必要な準備、公開後の使いやすさも判断材料にしてください。
相談メモの記入例|採用動画を作る場合
社内共有・見積もり依頼に使える例
- 目的:面接前に仕事内容を理解してもらいたい。
- 対象:福岡勤務の営業職に応募を検討している人。
- 内容:社員の1日、チームとの関わり、新人研修。
- 掲載:採用ページを本編の置き場にし、SNSでは短い紹介を使う。
- 素材:社員2名、職場での撮影、社内写真とロゴを使用予定。
- 日程・予算:公開希望日と社内確認の期間、予算の上限を伝える。
これは企画を考えるための記入例です。すべてを決めてから相談する必要はありません。出演者や長さが未定なら「未定」と伝え、何を優先して決めるべきかを制作会社と整理しましょう。
制作の流れ|企画から納品までの5ステップ
担当者が各工程で何を準備するかを把握しておくと、制作会社とのやり取りが進めやすくなります。公開希望日から逆算し、撮影だけでなく社内確認にも時間を確保してください。
- 01相談・目的の整理
対象、伝える内容、使う場所、公開希望日、予算感を共有。
- 02企画・見積もりの合意
構成、撮影内容、担当範囲、修正条件、納品物を確認。
- 03撮影の準備・実施
出演者、場所、素材、当日の進行と撮影可能な範囲を調整。
- 04編集・社内確認
初稿を見て、事実・音声・字幕・構成を確認し、修正をまとめる。
- 05納品・公開
使用する媒体で表示を確認し、公開と振り返りを進める。
社内の窓口と承認者を決める
経営陣、採用担当、現場、広報から別々に修正が届くと、同じ場面に違う指示が出ることがあります。制作会社への窓口を1人にまとめ、誰が内容を確認し、誰が最終承認するかを決めておきます。
最初の構成確認では、伝える内容と順番を中心に判断します。初稿の確認では、映像や字幕の分かりやすさ、事実関係を見ます。確認する段階ごとに観点を共有しておくと、仕上げの直前に企画から作り直す状況を減らせます。
撮影前に、現場と素材を整理する
ロゴ、商品名、会社資料、使用できる写真は、版をそろえて渡します。古い資料と最新の資料が混在していると、字幕や画面内の表記を何度も直すことになります。機密情報が映る画面や掲示物、公開できない設備も現場と確認しておきましょう。
社員へのインタビューは、話題を先に共有し、出演の了承と時間を確保します。文章を丸暗記する方法より、仕事内容や具体的な経験を本人の言葉で話せるよう準備すると、内容を組み立てやすくなります。話す場所の音や撮影中の業務への影響も確認してください。
公開日から逆算し、確認の時間を確保する
説明会で使うなら、当日が納品期限ではありません。会場の機器で再生する時間、担当者が内容を把握する時間、必要な修正を返す時間を見込んで、最終ファイルを受け取る日を決めます。Web公開でも、掲載担当者がサイズや表示を確認する時間が必要です。
社内確認の予定は、関係者の会議や休みに合わせて先に押さえます。撮影候補日を複数用意し、出演者の都合や天候で日程が変わった場合に、どの確認日を動かすかを相談しておきましょう。納品まで一律に何週間と考えるより、工程ごとの締め切りを共有すると進行を追いやすくなります。
修正は、時間と理由を添えてまとめる
伝わりやすい修正依頼の例
「全体的に変えてほしい」より、「0:35の字幕は現行の商品名へ変更」「1:10の作業は安全確認後に行う工程なので、説明を補足」と、該当する時間・変更内容・理由を合わせて伝えます。
修正指示は関係者分を整理して1つにまとめます。意見が分かれる場面は、視聴者に何を伝える必要があるかに立ち返って判断しましょう。制作会社へそのまま複数の意見を転送するより、社内で優先順位を決めて渡すと、修正の意図が明確になります。
完成した動画を、SNS・Web・説明会で活用する

完成動画をどこに載せるかは、企画段階で考えます。見てもらう場所によって、必要な長さ、縦横比、字幕、視聴後の案内が変わるためです。
同じ撮影素材を使う場合も、横型の本編をそのまま縦型に切り取るだけでは、社員の顔や商品、字幕が画面から外れることがあります。複数の用途を最初に共有しておきましょう。
| 掲載場所 | 企画・編集で考えること |
|---|---|
| 自社サイト・採用ページ | 説明する文章の近くに配置。仕事内容や商品の説明を補い、問い合わせ・募集要項へ進めるリンクを用意する。 |
| SNS | 冒頭でテーマを伝え、1つの話題に絞る。縦型での見え方と、音声なしでも伝わる字幕を確認する。 |
| YouTube | 本編の内容が分かるタイトルとサムネイルを用意。詳しい情報や次の行動を概要欄で案内する。 |
| 説明会・展示会 | 会場の画面サイズや音量を想定。字幕を用意し、担当者が説明しやすい区切りを作る。 |
| 動画広告 | 伝えるメッセージと遷移先をそろえる。制作費とは別に、配信・運用の予算と振り返り方を決める。 |
本編と短い動画で、役割を分ける
たとえば採用ページでは、仕事の流れを説明する本編を使い、SNSではその中の社員の一言や作業場面を短く紹介する構成が考えられます。短い動画から本編や募集要項へ進める導線まで用意すると、興味を持った人が詳しい情報を探しやすくなります。
複数の動画を納品してもらう場合は、単に「本編と短縮版」と伝えるだけでなく、それぞれのテーマ、尺、縦横比、字幕、ファイル名を確認します。公開後に別の用途へ広げたいときは、音楽・出演者・素材の利用条件と、再編集の可否も確かめてください。
公開後は、目的に合う反応を確認する
会社紹介なら問い合わせや会社情報への移動、採用動画なら募集要項へのクリックや候補者の理解、商品紹介なら使い方の質問など、目的に合う反応を見ます。再生回数だけで、動画が成功したかどうかを決めないことが大切です。
「再生されるが次のページへ進まない」ならリンクの位置や案内を見直し、「同じ質問が多い」なら説明を補う、といった改善ができます。広告費や掲載場所が変わると反応も変わるため、公開時の条件を記録し、何を変えたかと合わせて振り返りましょう。
動画制作でよくある質問
予算が決まっていなくても相談できますか?
目的、使う場所、公開希望日を伝えて、実現方法と概算を相談する進め方があります。候補先の相談・見積もり条件を確認し、「最低限必要な内容」と「追加したい内容」を分けて相談すると予算を決めやすくなります。
制作にはどのくらいの期間が必要ですか?
企画の確定、出演者の調整、撮影、編集、社内確認の回数によって変わります。一律の日数で判断せず、公開希望日から逆算した日程と、各確認の締め切りを制作会社に出してもらいましょう。
1本の動画をSNSや採用ページにも使えますか?
用途に合わせて再編集する方法があります。ただし、縦横比、字幕の位置、動画の長さ、音楽や出演者の利用条件を確認する必要があります。初めから複数の用途を伝え、短縮版や縦型版の料金を見積もりに含めてもらいましょう。
採用動画を作るときは何を重視すべきですか?
求職者が知りたい仕事内容、働く人、入社後の流れを具体的に伝えることが出発点です。採用動画の効果・活用事例・制作のポイントでは、企画と効果測定を詳しく整理しています。
写真や過去の動画を使って作れますか?
支給素材を使う制作も検討できます。まず、使用したい写真・動画の画質、形式、撮影時期、使ってよい範囲を制作会社へ伝えます。古い設備や現在と異なる商品が映っていないかも確認しましょう。
写真だけでは説明しにくい作業や人物の話は、必要な部分だけ追加で撮影する方法があります。手元の素材を使う案と新しく撮影する案を比べ、目的を達成するために何が必要かで判断します。
ナレーションと字幕は、両方必要ですか?
視聴する場所と伝える内容で判断します。音声を出せないSNSや会場では字幕が役立ち、画面を見るだけでは分かりにくい説明はナレーションで補えます。社員の声を主役にするインタビューなら、別のナレーションを加えない構成も考えられます。
字幕を入れれば情報が増える反面、文字が多すぎると映像を見にくくなります。動画を載せる実際の画面で、文字の大きさ、表示時間、背景との明暗差を確認し、必要な情報を読み取れる量に調整しましょう。
福岡で動画制作を進めるための4つの視点
目的
誰に、何を伝え、どんな判断・行動をしてほしいか。
費用
総額と、企画・撮影・編集・納品に含まれる作業。
実績
自社に近い目的と、表現・担当範囲・使用場所。
進め方
窓口、確認日程、修正条件、公開後の使い方。
この4つをそろえて相談すると、金額と映像の雰囲気だけでは分からない違いを比べられます。最初からすべて決める必要はありません。現在の課題と使いたい場所から、一緒に整理していきましょう。
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